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介護職員初任者研修を無料で簡単に手に入れる唯一の方法!老人ホーム兼スクールなら裏技のフリーパスで資格が手に入るぞ!介護業界の裏側

介護の資格の入門は介護職員初任者研修

求人広告の半分は介護系の募集ではないかと思うぐらいに介護業界は慢性的な人手不足だ。介護の有力資格は介護福祉士だが、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)さえあれば基本的にどの介護施設でも働ける。多くの求人情報誌では必須の資格として「初任者研修」と書かれているように、これを持っていれば圧倒的に有利になるというわけだ。

無資格でもできる介護サービスもあるが、圧倒的に職業選択の幅が広がるので、将来介護の仕事を考えている方は持っておいた方がいいだろう。

介護の仕事は時給も高いし、シフト制で予定も組みやすい。

間違いなく、今後ますます需要が高まる業界だ。

介護の仕事に必須で給料もアップする資格をフリーパスで入手する方法

介護職員初任者研修の資格を無料で手に入れる方法はコレだ!(写真はイメージです)

■■■目次■■■

 

初任者研修はいくら?価格の相場

例えば、東京都で大手の介護系スクールで介護職員初任者研修を受講して資格を手に入れる場合、

相場は8万円~10万円

必要な日数は1~4か月

週に何日通うのかのプランによって期間は大きく異なるが、費用については全国どこでも上記の予算だろうと思う。

受講日は毎日、朝から夕方まで約8時間の授業や実習を受ける。

受講費用の他にかかるお金

10万円と言えば大金だが、10万円きっかりで済むわけではない。

通学している日は働くことができないので、その分の所得も減ってしまうからだ。

例えば、毎週1日ずつ通って3か月かかるとしよう。

12日の通学となるので、日給8,000円だとしても

8000円×12日で96,000円分の収入が得られる時間をスクールに通うことになる。

約10万円の受講料金に加えて、通学のための駐車場代電車の運賃を入れると総額は20万円を軽く超えることになる。

これを無料、しかも短期間で取得する方法があるのだ。

この記事では無料で介護職員初任者研修を手に入れる方法を表と裏、2通りでご紹介する。

介護職員初任者研修を卒業後にスクールの系列か紹介された施設で働く

大手の介護系の企業ではスクールも開講していることが多い。

1年以上働くという条件で受講すれば免除されたり、学校側から紹介された施設で同じように一定期間働き続けると紹介料がバックされる仕組みをとっているスクールもある。

そういったスクールであれば、卒業してからどこの施設で働こうかという職探しの悩みもないので向いている方もいるかもしれない。

だが、人間関係が最も厳しいのが介護業界だ。

先輩にいじめられ、同じ施設で1年間働き続けることが苦痛になる事もある。

考えてみて欲しい。

10万円が相場の資格を無料で受講させてくれる業界が他にあるだろうか。

業者側にもそれだけのメリットが必要だ。スクール側だってボランティアではないので、講師に支払う給料や施設維持費を確保しなければならないだろう。

ただし、慢性的な人員不足の介護業界にとっては人材の確保が何よりも急務。いつ辞めていくか分からない状況で、次の人材を確保できれば求人広告を出す費用が浮くし、募集や面接などのタイムロスもない。

また、同じ事情でスクールに人材の紹介を求める介護施設もある。1名の紹介につき3万円、1年勤務が続けばさらに7万円支払う。という理屈だ。

というよりも、求人情報誌に載せるよりも介護系スクールに人材を流してもらった方が早くて便利だ。卒業したばかりのフレッシュな介護職員を確保できる。

ただし、続くかどうか心配…。

という方もいるだろう。

もっと簡単に無料で手に入れる奥の手を、ココだけでご紹介しよう。

介護職員初任者研修を無料でゲットして20万円を節約する裏技

じつは、あまり知られていないが初任者研修介護福祉士のような国家資格ではなく公的資格、つまりスクールによっては講習を受講したことにしてフリーパスでの取得が可能となる資格だ。

卒業試験もなければ、授業に出た日数や時間も関係なく取得できる。

きちんとしたスクールでは、決められた時間数を授業に出て知識を学び、カリキュラムごとにレポートを提出し、実技講習を受けて介護の技術を習得し、実技試を受けたり卒業試を受けてようやく介護職員初任者研修の資格を手に入れることになる。

一応、本来なら実技を含めて90時間前後の授業を受け、終了試験に合格しなければいけない決まりになっている。

ところが、これをフリーパスで手に入れる夢のような方法が一つだけあるのだ。

初任者研修を無料でフリーパスで手に入れる

スクールを開講している一部の老人ホームであれば、無料で

研修なし

レポートなし

筆記試験なし(形式的にはあるが、事前に答えを教えてくれる)

必要日数わずか一日

という簡略化された方法で資格取得が可能になる。

といっても、これはさすがに外部に漏れるとマズいので秘密にしてあり、新しく雇い入れたスタッフだけに実施している。

例えば、何か月かの間に無資格のスタッフが何人か集まれば、まとめて受講させたことにして資格を与えて登録証を渡す。という感じだ。

資格をフリーパスで交付してくれる老人ホームの探し方

どこでもやっている訳ではない裏技なので、『おたくはフリーパスで介護職員初任者研修をやってますか?』なんて電話しても正直に答えてくれるはずはない。

見つけるコツは、

次々に新しい施設を新設している

定期的ではなく突発的に開催している場合が多い

外部からの問い合わせに対応しにくくしている

このような業者は、問い合わせてもパンフレットは準備していないとか定員が埋まったので受け付けていないと言われる。

 

上記の条件を満たしている老人ホームならば、無資格で働いてもすぐに資格を手に入れられる可能性が高い。

フリーパスで資格を手に入れるリスク

とはいえ、何の知識もなく資格だけ手に入れても後が大変だ。

介護のイロハを知らずに就職しても働いていればたいていはボロが出るので、独学でもいいので後から勉強する事をお勧めする。

ベッドから車いすへの移乗や移動などの実技にしても、きちんとした知識があれば安全に行なうことができるが、理論を知らずに見よう見まねで行なうと事故につながるリスクもあるし、自分自身も腰を痛める危険が増す。やはり、できることなら本来の一般的に定められた講習を受講するのが将来的に見ても最も確実な方法だと思う。

と言っても、ケアが下手な介護福祉士も大勢いるし、そうした介護士はほとんど我流で働いていて知識も技術も持っていない。

それでも現場は回っていっているので、あまり不安に思う必要はないだろう。

 

ポリフェノール

 

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